現物サンプル(現物)はあって、図面がなく材質が確認できない場合、「こだま」では、材料分析で確認し、流通している材料でどれが最も近い材料になるかの選定が可能です。
こだま製作所の材料分析
サンプルを元にした、製作のご依頼の場合、使用されている材質の確認が必要となりますが、外観だけでは、材料の確認ができないため、金属材料の、応力・体力・弾性係数などの機械的性質、材料分析を行い識別の必要があります。(サンプルの形状により、出来ない場合もあります。)「こだま」では、材料分析(有償となります)から対応を行っておりますので、材料情報がないサンプル品からの、製作も、市場にある材料であれば対応可能です。また、確認出来た材質での製作後も、事前にご依頼いただければミルシートの添付も行っております。
その他、「ごだま」が対応可能な試験項目
(薄板金属の材料分析以外の対応項目)
◆機械的性質
金属材料の、応力・体力・弾性係数
項目 |
硬さ(ロックウェル) |
硬さ(ビッカース) |
損失係数(減衰法) |
弾性率(共振法) |
剛性率(共振法) |
◆めっきに関する分析・測定
項目 | ||
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めっきの厚さ | 電解式測定器による | |
光学顕微鏡による | ||
陽極酸化皮膜の厚さ(渦電流式) | ||
付着量 | ||
硫酸銅試験(4回以内) | ||
めっきの硬さ(ミクロビッカース) | ||
塩水噴霧試験(24時間毎・15㎝×7㎝以内) | ||
恒温恒湿試験(72時間毎) | ||
走査型電子顕微鏡写真 | ||
蛍光X線分析(定性) | ||
X線回折 | ||
中性塩水噴霧サイクル試験(24時間以内) |
金 属の、溶解、鋳造、特殊接合、熱処理といった素形材製造、加工・処理技術およびそれらに、
関わる評価から機械要素技術、製品や材料の強度評価、トライボロジー関連技術まで、金属材料のサポートをして います。
その他の試験も、対応可能な場合がありますので、お問合せ下さい。
対応機器名 |
熱分析システム(室温から1700°Cまで) |
蛍光X線分析装置(膜厚測定対応、エネルギー分散型) |
比重測定装置(電磁天秤) |
グロー放電発光分析装置 |
電界放出形電子プローブマイクロアナライザ |
電界放出形電子プローブマイクロアナライザ(FE-EPMA)データ解析 |
反射菊池線回折装置(EBSD)データ解析 |
電解式めっき厚さ測定器 |
電磁式・渦電流式膜厚計 |
グロー放電発光分析装置の分析ガス交換 |
◆試験分析ご依頼の流れ
お問い合わせ⇒ 試験内容の確認 |
お見積もり⇒ | ご依頼⇒ 製品・サンプルの送付 |
製品・サンプルの返却と、 試験・分析結果の添付 |
◆材料分析からの製作フロー