こだま製作所では、EMC対策で使用されるシールドケースをオーダー製作を専門にしております。
ここでは、箱型形状のシールドケース についてご紹介します。
箱型形状とは、小学校の算数で習うサイコロの展開のように、展開して曲げ加工を行う形状になります。少量でご対応できるのは下記の 「曲げ加工品」 と 「曲げ加工 + スポット溶接」 で、曲げ加工の他にもプレス加工による絞り成形がありますが、一番右の写真のように円形状ではなく、立方形状の絞り加工は円形状よりも難度が高くなるため金型費用や製品単価も高いものになります。
また、絞り成形の場合は、最小ロットも数万から、形状によっては十万個以上が最小ロットとなります。
曲げ加工 |
曲げ加工 + スポット溶接 |
絞り加工 |
この曲げ加工+スポット溶接は、かなり特殊な形状であまり使用される場面は少ないですが、
上記の通り絞り加工でしてしますと大変高額な試作費となってしまうため、溶接構造をご提案しました。
上記のとおり、箱型シールドケース の場合は、小ロットでの製作が可能です。また、量産になった場合でも1000個ほどからプレス加工による製作が可能です。ただし、単純に展開して曲げた箱型シールドケースでは、角に隙間がどうしても出来てしまいます。下記のように様々な形状がありますが、角の隙間が問題になる場合は溶接構造でご対応しております。
SUS304 |
アルミ パンチング |
真鍮 |
洋白 |
こだま製作所では小ロット〜中ロット(2000個程度まで)のシールドケース製作に特化しております。数量や形状に合わせて様々な加工方法を変えてニーズに合わせたシールドケースのオーダー製作にご対応しております。
シールドケース の製作に関するお問い合わせはフォームより(添付ファイルも出来ます)ご連絡ください。
鉄系 | SPCC(鉄)、SPTE(ブリキ)、SK(生・焼き入れリボン鋼) |
ステンレス系 | SUS304:BA、1/2H 3/4H・H・EH |
SUS301:1/2H・3/4H・H・EH | |
SUS316、SUS631、SUS430、SUS410 | |
ニッケル合金 | 78パーマロイ、42アロイ、インコネル、インバー |
銅系 | C1100P(タフピッチ銅) |
C2801(真鍮) | |
C5210P(りん青銅板二種)、C5210(バネ用りん青銅板) | |
C7521(洋白板二種)、C7701(バネ用洋白板) | |
C1700/C1720(バネ用ベリリューム銅) | |
その他 | チタン、チタンバネ、モリブデン |
弊社へのご質問の多い材質、またはご依頼いただく製品の、主流材質の性質を記載していますので参考にしてください。
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