インコネルX-750の板バネの製作事例です。
インコネルX-750は、AlとTiの追加により析出硬化を可能にした非磁性ニッケルクロム合金で、Ti、Alを加えて時効硬化するようになっており、
耐食性と共に約700℃までの耐酸化性、引っ張り強度、耐ヘタリ性に優れているバネ特性を有します。
1) 600°C(1100°F)までの温度範囲で、引張り強度が高い
2)820°C(1500°F)までの温度範囲で、クリープ強さおよび破断強度が高い
3)980°C(1800°F)までの温度範囲で、耐酸化性が高い
4)極低温環境における優れた機械的特性
5) 高温および低温下の耐腐食性が良好
6)抵抗溶接、ティグ(アルゴン)溶接、電子ビーム溶接における溶接性が良好
※インコネル溶接の詳細は、こちらから
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