薄板・微細・精密金属加工の有限会社こだま製作所

精密板金加工や試作・量産については、こだま製作所にご依頼ください。

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「シールドケース」

薄板・微細・精密金属加工のこだま製作所の「事例紹介」です

シールドケースの製作1個から

「こだま」では、製作に必要となる各工程の金型・冶具の標準化を行っていますので、特殊形状(簡易金型対応)以外、製品に合わせた金型を製作する必要がなく(金型レス)、シールドケースを1個から製作することが可能です。また、標準化された金型・冶具は高精度に仕上げていますので、事例のような薄板でも、成形における歪等が生じることがなく高品質に製作することができます。「こだま」では、さまざまな材質・板厚・形状・サイズにおける、シールドケースの製作に対応しています。

IMG_3793.JPG

「こだま」がご提供できること

1,精密板金部品の構想段階からのご相談  材質・形状など、構想段階から対応いたします。
2,金型レス製作で、精密板金部品製作1個から  標準化された独自の金型で、初期費用ゼロで小部品製作が可能
3,約100個のリピート品、約2000個の限定製作対応
4,様々な材料、豊富な在庫と材料入手  ブリキ、銅系、アルミ合金、SUS系、リボン鋼、チタン系、インコネル系
5,t0.005~の箔・微細加工技術
6,各種溶接加工

各種表面処理・熱処理加工

お問合せ方法

特注のシールドケースが必要な場合、形状のイメージは意外と浮かびやすいものです。当サイトの製作事例をぜひ参考にしていただき、図面や2次元のCADデータを作成し、詳細情報と製作数を記載の上、お問い合わせフォームにご記入ください。ページ下方のお問い合わせフォームから簡単に送信いただけます。

製作事例

洋白のシ-ルドケース

C7521(洋白)t0.15シールドケース
C7521(洋白)t0.15
C7521(洋白)t0.15シールドケース
C7521(洋白)t0.15
C7521(洋白)t0.2 シールドケース
C7521(洋白)t0.2
C7521(洋白)t0.1 シールドケース
C7521(洋白)t0.1

ブリキのシールドケース

SPTE(ブリキ)t0.3 シールドケース
SPTE(ブリキ)t0.3
シールドケース_1342
SPTE(ブリキ) t0.2
SPTE(ブリキ) t0.2シールドケース
SPTE(ブリキ) t0.2
SPTE(ブリキ)t0.3 シールドケース
SPTE(ブリキ)t0.3

ステンレスのシールドケース

SUS304 2B t0.3
SUS304 2B t0.3
SUS304 1/2H t0.2 シールドケース
SUS304 1/2H t0.2
SUS304 CSP t0.2 シールドケース
SUS304 CSP t0.2

アルミのシールドケース

A1050 パンチング t0.5 シールドケース
A1050 パンチング t0.5
A1050 t0.5 シールドケース
A1050 t0.5

真鍮のシールドケース

真鍮 t0.3 シールドケース
真鍮 t0.3
真鍮 t0.3 シールドケース
真鍮 t0.3
C2801(真鍮)t0.2 シールドケース
C2801(真鍮)t0.2
C2801(真鍮)t0.4 シールドケース
C2801(真鍮)t0.4

その他製作事例は、こちらから
シールドケースのシールド効果は、こちらから

シールドケースとは

シールドケースとは、デバイス、電子機器、回路等を外部からの電磁波ノイズから封止を行うための保護ケースで、EMCの向上を図るために使用される筐体です。材質として金属の他に、軽量化のため樹脂に電磁波シールドめっきを行ったモノがあります。

※EMC:家庭や工場で電子機器が多数使用されるようになり、電子機器から発生する電磁波ノイズが他の電子機器に妨害を与えないよう、電磁環境の妨害に耐えて電子機器が、十分に機能するための装置、またはシステムの能力。
※無電解シールドめっき:メッキの素材として伝導率が高い材質が求められますが、銀や銅が他の金属と比較して高く適していますが、安価でメッキ(無電解メッキ)に適している銅が広く使用されています。しかし、銅は酸化しやすいためさらに、ニッケルをメッキ(無電解メッキ)を行い酸化を防ぎます。ニッケルメッキを行うことで、耐摩耗性も高めます。

「こだま」では、精密板金加工で各種金属製シールドケースの製作を行っていますので、ここでは金属製のシールドケースをご紹介します。

シールドケースに使用する材質の選択

各種金属の体積抵抗値と透磁率

電磁波は、電界と磁界が伴って進む波です。電界に対しては銅、アルミニウム、などの導電性の高い方がよく、また磁界に対しては,透磁率の高い材料は吸収損出失が大きいため、初透磁率が高い材料を選ぶ必要がありますが、表にそれぞれ金属の体積抵抗値と透磁率を記載しています。シールド効果は、金属板を厚くしたり、導電率を大きくしたり、透磁率を大きくするほど効果が得られます。

※透磁率:金属の磁気的性質を表す尺度で、透磁率とは金属材の磁化のしやすさを示します。
 銅やアルミは非磁性体であるため、透磁率は「1」となります。

金属 体積抵抗率 (10-8 Ω・m) 透磁率
1.72 1
1.62 1
2.4 1
アルミニュウム 2.75 1
マグネシウム 4.5 1
亜鉛 5.9 1
黄銅 5~7 1
ベリリュム 6.4 1
ニッケル 7.24 250
鉄(純) 9.8 300
鉄(鋼) 10~20 300
鉄(鉛) 57~114
亜鉛 21 1
パーマロイ 16 10000
11.4 1

一般的にシールドケースに使用される金属の種類

金属製のシールドケースに使用されている材質は、体積抵抗値と透磁率を考慮して、成形(製作)しやすい材質が使用されています。ノイズの周波数等によって使用する材質は異なりますが、例えば銀が適していても、高価なのでシールド性の重要度が比較的低い製品では、銅やアルミが使用されている例などが一般的です。

シールドケースのシールド効果については、こちらから

その他取扱い材料

鉄系 SPCC(鉄)、SPTE(ブリキ)、SK(生・焼き入れリボン鋼)
ステンレス系 SUS304:BA、1/2H 3/4H・H・EH
SUS301:1/2H・3/4H・H・EH
SUS316、SUS631、SUS430、SUS410
パーマロイ材 42アロイ、50アロイ、インコネル、インバー
銅系 C1100P(タフピッチ銅)
C2801(真鍮)
C5210P(りん青銅板二種)、C5210(バネ用りん青銅板)
C7521(洋白板二種)、C7701(バネ用洋白板)
C1700/C1720(バネ用ベリリューム銅)
その他 チタン、チタンバネ、モリブデン

弊社へのご質問の多い材質、またはご依頼いただく製品の主流材質の性質を記載していますので参考にしてください。

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