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映画「世界一美しい本を作る男」-シュタイデルーとの旅ー

2013年11月11日

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「世界一美しい本を作る」と称されるドイツの小さな出版社シュタイデル。
ノーベル賞受賞作家ギュンター・グラス、アメリカを代表する写真家ロバート・フランク、シャネルのカリスマデザイナーカール・ラガーフェルド・・・ 天才たちに愛される、その秘密に迫る驚きと情熱のドキュメンタリー。

経営者ゲルハルト・シュタイデルは、印刷機から出てくる写真や原稿を一枚一枚チェックする完璧主義で"本"作りに情熱を注ぐ。

今や有名写真家が作品を出版する為に何年も待ち、扱うのはノーベル賞作家の新作からシャネルのカタログまでと

幅広く、世界中にコレクターがいるシュタイデル社の"本"。ずっと変わらず自らアーティスト達と

綿密な打合せを繰り返し、収録作品、使用する紙、インクの選定まで徹底的にこだわって"本"自体をアート作品へと

昇華させていく彼の妥協なき本づくりの姿勢は、効率重視の出版業界においてユニークなビジネスモデルとしても

注目されている。 "本"と"芸術"、そして"仕事"への愛情に満ちたシュタイデルの世界へようこそ。

  

                                                 梅田ガーデンシネマWEBサイトより

 

冒頭に、殺到する依頼に目を向けるのではなく、クライアントと共に対話を重ね、共働し、あらたな作品(開新)を作り出す思いを、語る場面から始まり、その実践する様子が映し出されていたように思います。「量」を負うのではなく「質」を問う、今まさに、モノづくりとしての「本質」。

1、クライアントとは直接会って打ち合わせをする 

 → コスト反映しない限り、弊社でも心がけていますが、お客さまのご負担を軽減するために、                           できるだけメール・電話での対話に血を通わせて、ご対応しています。

2、全行程を自社で行い品質を管理すること

 → 弊社では、治工具そのものも内製し、すべての工程に目を届くように対応しています。                                                                        (一部を除きます)

3、「商品」ではなく「作品」を作るつもりで臨むこと

 → まだまだ、意識レベルが低いので、教訓とさせていただきます。

 

デジタル化、NC化が進む現代において、何を人が手掛け、何をPC・機械化するのか?                             経営理念にぶれることなく、思いを作品に注ぐ視点から見えれば、見えてきますね。

 

 

 

 

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