1月23日(土) 盛和塾<大阪>勉強会にて、井上社長の素晴らしい経営体験発表を、
聞かせていただきました。
㈲井上誠耕園
小豆島で昭和15年、祖父である井上太子治氏がどんぐり林の開墾をはじめ、一本の蜜柑の苗木を、そして21年に小さなオリーブの木を植えたの井上誠耕園のはじまりだそうです。 それから十数年、昭和30年代に父・勝由氏がオリーブ加工の研究をはじめて、出来上がったのがオリーブの酢漬けであるオリーブのピクルスだそうです。
しかし、お酢につけると日持ちはするものの、オリーブの美しいグリーン色が失われてしまい、味も日本人の口には合わないものだったそうで、
そこで、浅漬けにしたところ大変好評で「フレッシュグリーンオリーブ」の名で販売を開始し、後の「新漬けオリーブ」となる島の名産のひとつとなったそうです。
この時期、 「自然と大地の恵みに感謝を込めて誠意を持って大地を耕す園でありたい。」
という願いを込めて、園地を井上誠耕園と名付けられたそうです。
現在、三代目として、{謙虚・感謝」を社是として、人と人の繋がりを大切にすることでスパイラルアップが生じ、
事業として素晴らしい程の急成長の過程におられます。その経営は、稲盛経営哲学の真髄を学び実践された
結果と言って過言ではないと思います。
始まりは、どんぐり林の開墾と一本の蜜柑の苗。
そこに想いが入ることで、継承される。
そして、「謙虚・感謝」をベースに、「泥縄式」「アメーバー経営」を徹底的に実践された、
素晴らしく、驚異的な経営体験発表を聴かせていただきました。
誠にありがとうございました。